腸の働きは睡眠に左右される

んにちは、倉敷市のこう接骨院では、13日に健康講座をおこないました。

今日はその内容を簡単に伝えたり、資料の内容を来れなかった方にお伝えできればと思い、記事を書いていきます。

あなたは睡眠が腸の健康を左右することをご存知でしたか?

「体の不調を治したい」「若返りたい」

そう思うのであれば当たり前のことのようですが、

睡眠を大切にする必要があるのです。

 

では、どんな風に大切にすればよいかを伝えていきます。

 

腸の健康維持に良い睡眠を

腸の働きは自律神経と連動しています。

自律神経には、昼間の活動中に優位に働く交感神経と、夜間、睡眠中に優位になる副交感神経があります。

 

多くの臓器は夜間になると働きをやわらげるが、

腸は副交感神経が優位になると活発に働くようになります。

 

腸は生命の源となる重要な仕事を担っている臓器です。

夜間になると免疫力の増進をはじめ、ビタミンの合成、解毒、脳内ホルモン、うつ病や自律神経失調症の予防、がんの予防改善など、忙しく働いており、老化しやすい臓器ともいわれています。

健全な腸を維持するためには健全な睡眠が必要ですね。

 

では、どうしたらよいか。

「まずは体内時計を正確に回します」

人間の体は地球の自転周期に呼応して動いており、

その生体リズムをコントロールしているのが体内時計です。

 

「人間は24時間11分というリズムで動いています。地球上で生きていくためには11分というズレを毎日リセットしなければいけません」

このリセットの役目が体内時計なのです。

 

朝、起きたらカーテンを開けて、全身で光を浴びましょう。

そうすることによって体内時計、11分のズレを解消することができ、自転周期に合わせることができます。

朝日を浴びないとズレを解消することができません。

 

体内時計のリセットは、腸によって夜間の仕事から昼間の仕事へと切り替わるリセットスイッチで、これで新しい一日が始まります。

また、朝日を浴びるとメラトニンの分泌量が抑えられる。

 

若返りホルモン、メラトニンとは

メラトニンは、人を眠りに誘うための脳内ホルモン。若返りホルモンとも言われていて、

心筋梗塞や脳梗塞を予防し、その原因となる動脈硬化と高血圧を改善する作用があります。

朝日を浴びると分泌が抑えられ、その後15時間後に再び分泌が盛んになります。

分泌量が増えると眠気を感じ、自然な入眠が促されます。

 

腹時計のリズムも整えよう

体内時計を整えるには、腹時計も正常に働かせることが不可欠です。

そのためには1日の食事を決まった時間にすることが大切です。

 

食事は体内時計のズレをリセットするという役割もあります。

 

こうした腸のリズムに合わせた習慣が身についてくると、食事の時間になるとお腹がすくようになり、

規則正しいメラトニン分泌のリズムが作られ、

夜になると自然と眠くなります。

 

まとめ

腸のリズムを整える方法

①太陽の光と朝食で体内時計をしっかりリセット。

②食事の間は3時間は空けて、腸を休ませる。

③夜はリラックスして充分な睡眠をとり、腸が仕事できる環境を整える。

 

腸は夜間に病気と闘っています。

病気になる睡眠をとるか、病気を治す睡眠にするか、

忙しい毎日、少しでも理想的な食事、睡眠がとれることを願っています。

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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