ストレートネックについて

こんにちは、今日は首のストレートネックについて書いていきますね

整形外科でレントゲンを撮ってもらった際にストレートネックと言われ、なんとなく首に負担がかかることは知ってるけど、

詳しく知らない方は多いのではないでしょうか?

今回はそんなストレートネックについて知っていきましょう。

 

ストレートネックとは

人間の背骨は首の骨7個、

胸の骨12個、

腰の骨5個で構成されています。

そのうち、首と腰を合わせた12個は前へ緩やかなカーブ、

胸の骨は後ろへ緩やかなカーブで、その12対12で拮抗したバランスをとっているんです。

 

イメージできますか??

そのバランスは筋肉で支えられて成り立っています。

ストレートネックは、首の骨のこの「緩やかなカーブ」が失われてしまった状態のことを指します。

そして、首の骨のカーブが失われると、首のクッション機能が低下して、頭の重みが直に首にかかってくることになるのです。

人間の頭は大変重いので、このクッション性の低下は非常に大きな過重負荷を首に与えることになります。

その負荷は頭が2センチ前へ出るだけで約2倍になるとされ、4センチ前に出ると5倍もの負荷がかかるとされています。

 

ストレートネックの原因

ストレートネックが増加している原因としては次の3つが挙げられます。

・座る時間が長くなっている

・パソコン・スマホなどの使用による前傾姿勢が多くなっている

・姿勢の悪化や筋バランスの悪化

 

共通するのは「頭を前に垂らしたうつむき姿勢」になりやすいということです。

いずれもパソコンを使って長時間仕事をしたり仕事をしていなくてもスマホを触っている時間が増えている日常を思い起こせば思い当たるのではないでしょうか。

しかも最近はパソコンやスマホに対する依存度がどんどん高くなってきていますので、社会的にもこのストレートネックは増加傾向にあるといえるでしょう。

ストレートネックの症状

ストレートネックになったということは、バランスをとっている首の骨・腰の骨と胸の骨の拮抗がバランスを失っている状態ですから背骨全体のカーブが崩れているといっても良いでしょう。

そのため首や肩ばかりではなく、背中や腰まで影響を与えています。

症状としては肩こり、首こり、首痛、肩痛、首が回らない、手や腕に痺れ、手先の麻痺感、腕が上がらないなどの症状から、頭痛、めまい、耳鳴り、目のかすみや渇き、顔や首の痺れ、自律神経失調症、うつ傾向など非常に多岐に渡ります。

ストレートネックの治療方法

こう接骨院では首、胸、腰の骨に対しての背骨の矯正や、一人ひとりの特に辛い症状に対して整体、骨盤矯正、筋膜施術、など様々な方向からアプローチをし、ストレートネックの原因や症状に対して治療を行います。

また、日常生活での指導や家でできる体操指導など患者さんが自分でできることをしっかりと伝えます。

ストレートネックの予防方法

ストレートネックを進ませる最大の原因は「頭を前に垂らしたうつむき姿勢」であるため、正しい姿勢を意識することが大切です。

そのポイントとしては「頭を後ろに引くこと」と「体重の7割程度を後ろ寄りにかけること」です。

ただ現実は四六時中正しい姿勢をキープすることは難しいものですので、本を読んでいるとき、パソコンやスマホを使用しているときなど、少し意識を変えるだけでもストレートネックの予防と治療の効果を出してくれます。

 

 

長くなりましたが、この記事を読めばあなたはもう周りにストレートネックのことを説明できるようになっているはずです!!

 

お知らせ

健康講座を無料でやります。

今回で7回目ですね、いつも2ヶ月に一回していたんですが、今月予定が立たず7月にやります!

メールでも参加受け付けます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。